ArcAA Luxeon modはArcAAのヘッドを大幅に改造したMODです。そして度重なるバージョンアップの過程でさまざまなノウハウを得られました。
そしてこれまで得られた知識をさらにExpandすべく、新型Flashlightの研究に着手することにしました。

このプロジェクトのコンセプトですが、
・Arc-AAのイメージを残しつつも、エレガントなデザインにする
・形状上の制約によりArc-AAmodにおいて実現できなかったアイディアを盛り込む
・よりコンパクトに!
・銘を入れる(意匠問題に抵触しないと思われるボディサイドが有力候補)


ArcのPeterさんのMindを少しでも継承出来るよう努力しつつ、本プロジェクトを進めていきたいと思います。^-^




形状を検討すべく削り出したSILVER AA Prototypeです。 今回はデザインの違う2種類のヘッドを製作してみました。
棘のある方を『Strike Head』、ない方を『Force Head』と呼ぶことにします。
A6061-T6の削りっぱなし&無銘状態ですが、後日メッキと銘入れを行いたいと思います。仕上がりを見てフォルム、銘の場所と大きさ、全体のバランスを再検討したいと思います。




SILVER AA with Force Headです。
こちらには撮影用にNX05を仮装着しておりますが、実際の光学系は検討中です。




SILVER AA with Strike Headです。
ボディ後端にはランヤードリングが装着される予定です。(直立状態も可能になるはずです)




ArcAAとSILVER AA with Strike Headの比較写真です。
StrikeHead先端は多少鋭くなっており、ポケットに入れると痛そうです。^^; 咄嗟の時には武器になるかも?!^^;;




SILVER AA Forceを仮組みしてみました。光学系、O-Ring、ランヤードリングを採用予定のもので組み上げました。




このForce HeadプロトタイプにはFraenを入れてみようと思います。 FraenとLuxeonIIIはセンタリングが大変難しいのですが何とか合わせたいと思っております。
さらに防水性を付加するために特注サイズのO-Ring、サファイヤクリスタルガラスも入れております。 写真では入っておりませんがガラスレンズを保持するためにアルミリングで押さえる構造にしようと思います。




EDC(Every Day Carry)を意識して、テール部にはランヤードリングを装着します。
このFlashlightのイメージに合うよう小径のものをセレクトしました。




ArcAAではリングを切り欠き部分に納めて直立させますが、SILVER AAではリングが左右どちらにあってもスムーズに直立できます。




CADでBody、ForceHeadの図面をおこしてみました。図で見るとヘッド部はほぼ限界サイズですが、テール部の肉厚はもう少し薄く出来そうです。




銘を入れる部分を少し拡張しバランスを取ってみました。 これでメッキ加工に出したいと思います。




メッキ工場から帰って来ました。非常に光沢感のあるルックスとなりました。ちょっと触るとすぐに指紋が付きそうです。^^;;




レーザーマーキングを入れてみました。 かなり細かな文字も再現できるようです。
今回仮デザインでロゴを入れてみましたが、もう少しマーキングを大きくした方がバランスは良いと感じました。





ヒートシンクはArcAAMODと同様の寸法なのですが、表面にニッケルメッキを施工しました。 これによりアルミ素材に対してハンダ付けがおこなえるようになります。




ForceHeadプロト完成です。




リアビューです。




ヘッドにはLuxeonIII(Bin#TY0H)、FraenLP、AR Coated Sapphire Crystal、GlowPowder(SuperBlue)を組み込みました。
O-Ringも入れてありますので多分防滴構造になっているはずです。^^;

照度はOxyride使用時で460Lux/mを計測しました。これはかなり明るいデータです。^-^




DDコンはMadmaxPlusWideOpenです。きっちりヘッド内にインサートされております。




マーキング部分の拡大写真です。かなり細かい文字まで再現されております。
※これは実験的に入れたものなので次のプロトではデザインが少し変わります。





BatteryStationで大量にLi一次電池を購入しましたので、これでランタイムテストを行ってみました。

グラフで示されている通り、熱暴走の兆候は今のところ見られません。今回、構造を見直しさらに放熱強化したのですがヘッド、ボディへの熱伝導も上手くいっているようです。フリッカーもなく綺麗なデータだと思います。
最大照度持続時間は約3時間とMM+使用を考えるとかなり長いです。MM、Liteを使えばさらに伸びると思います。




Strike Headが完成しました。今回のStrikeはリフ仕様としました。




LuxeonIIIはbin#UX1J、リフはスポット光となるIMS17mmリフを少しダウンサイジングし組み込みました。
マゼンタコーティングを施したガラスレンズ、O-Ringも組み込みスクラッチプルーフ、防滴仕様となっております。
照度計での計測ではオキシライド使用時には何と800Lux/mを越える明るさを記録しました。




プロトβのメッキ、マーキングが完了しました。


ブラスト+マイクロポーラス




ブラスト+光沢クロム




ブラスト+トワイライト




ブラスト+黒クロム




ポリッシュ+トワイライト




ポリッシュ+黒クロム




ポリッシュ+光沢クロム




新ロゴです。書体は少しポップで華やかなものに変更しました。細かい文字もクッキリ出るよう調整しました。




フィールドテスト用のβバージョンが完成しました。写真はブラスト黒クロムのNo.005、ポリッシュトワイライトクロムのNo.006です。





光学系はFraen&MineralGlass(MgF2 AntiReflectiveCoating)をSUS303 StainlessSteelリングで保持しております。
Stainlessは単体では高い耐腐食性を示すのですが、他の金属と接する時にはGalvanic Corrosion(異種金属接触腐食)と呼ばれる現象を起こしやすいようです。今回はリングをEpoxy樹脂で固定しているので他金属と強くは接触しないと考え採用しましたが、フィールドテストの結果次第では素材変更する必要があるかも知れません。


ヘッド内部にはSuperBlueGlowPowderも封入しております。





DC-DC ComverterはMADMAX Plus Wide Openを小径化して組み込みました。電池ガタツキ防止のためにスポンジも貼り付けております。
内部にはLuxeonIII(Bin#TY0H)をニッケルメッキされたアルミヒートシンクに載せ、アルミへのハンダ付け配線も行いました。





推奨電源は軽量・高出力・持続力・ロングライフを兼ね備えたLi-FeS2一次電池がお勧めです。





今回、量産を意識して寸法に少し余裕を見たため、長さはArcAAより0.5mm程だけ短い、約76.5mmとなりました。しかしデザイン的・色的な要因によりARCAAよりスマートな印象を受けます。
重量は軽量なLi電池使用時には38gと非常に軽くなります。





SilverAAの製作に関しては、アルミへの各種メッキ処理・表面処理、アルミへのハンダ付け、異なる金属同士の接触など検証が必要なプロセスを色々試みております。これがどのように作用するかリスクも大きいのでβテストという手順を踏みました。
今後、これらの結果を見極めながら正式量産ヴァージョンとなるFirst Runへつなげて行きたいと思います。

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