
ミニマグは最も好きなフラッシュライトの1つですが、通常使用やサンドイッチモジュール使用においてはヘッドを緩め方向でスイッチONになります。
しかしミニマグヘッドのネジパターンは多条ネジでピッチも荒く、ヘッドを緩めていくとぐらつくという構造上の問題があります。
そこでヘッドを締め方向でONになるようLuxeon MODを施しました。コリメータは今回使用せず、スポット気味の配光パターンとなる、ミニマグ純正リフレクタを採用しています。

CPFでDDコンの開発者のDat2zip氏は1×123AでもBB700が使用可能かもしれない旨の発言をされていたので、今回はリスク覚悟でBADBOY700を使用しています。
コネクタ&ベアエミッタボードは本MODでは裏返して使うことになります。
かなりのオーバードライブとなりますので放熱強化のために厚さ1mmの銅板をヒートシンクに使いました。厚みもあり、締め方向でボディに密着するため、通常のサンドイッチモジュールより熱的に有利だと思います。
エミッタはN4ハイドームです。(なぜかQクラスエミッタより明るいのです。)
ジャンパーピンはボードに付属しています。

マグのボディ先端のアルマイトを削り落とし、アルミを露出させます。この部分とヒートシンクが接触するとスイッチONになる構造です。
またこの接触面がヒートシンクの熱をボディに伝導するので滑らかに仕上げます。

ヒートシンクも滑らか仕上げです。GND側ジャンパーピン、+コードの通る穴を開けておきます。

DDコンにジャンパーピン2本を立てます。かなり力がかかる部分なので、しっかりとハンダ付けします。

サンドイッチモジュールでは、DDコンとエミッタボードの間をエポキシ接着剤で固めてあります。今回手持ちにエポキシ粘土があったのでこれで充填して固めることにしました。エポキシ粘土がDDコン基盤を侵すかわからなかったので、基盤にはハヤコートを軽くスプレーしておきました。

コネクタ&ベアエミッタボードを裏返しにしてジャンパーピンとハンダ付けします。飛び出たプラス側のピンはカットして、その脇の導通のある穴にコードをハンダ付けします。
エポキシ粘土で基盤間を充填したら、厚さ1.2mmのプラ板をベアエミッタボードに接着しておきます。ハンダ付け、Luxeonの熱を受け変形しては困る部分なので、今回私はFRPの板を使用しました。

DDコンをマグにセットし、ヒートシンクをFRP板と接着します。DDコンのGNDピンはヒートシンクとハンダ付けします。
マグヘッドを締め、ヒートシンクとボディが接触するとGND同士が接続されスイッチがONとなります。
Luxeonを熱伝導性接着剤で接着し、固まったらハンダ付け結線します。

リフレクターを加工します。焦点が合う位置までエミッタを乗せる部分を削ります。
レンズはガラスに換装しました。

クリッキー感が好きな人は、Krollスイッチを装着してもOKです。^^;
ランタイムですが、1600mAhのNiMH電池を使用して1時間以上はあるようです。MAG2AA
with BB400と同時点灯して比べてみましたが、40分位はBB700の方が明るい光を保つようです。
しかしかなり発熱します。思わず団扇で扇いでしまいました。^^;
※本MODはLuxeonに著しい負担をかけます。かなりのオーバードライブになりますのでLEDが激しく発熱します。
今回は実験のためにBB700を使用しましたが、この組み合わせはリスクをともないます。BB400あたりが明るさ、ランタイム、LEDの寿命のバランスが最も取れているところと思っています。

プラ製のリフレクタとLuxeonの接触面積が小さいため、ヘッドを強い力で締めるとリフが変形する恐れがあります。そこでリフが接触する部分を増やすために、樹脂でLuxeon回りを固めました。
普通に固めるだけでは面白くないのでElektroLumensさんの「Glow Powder」という蓄光素材を混ぜました。

リフだと発光しているところが見えないので撮影のため、コリメータに換装しました。McLuxのマネですが、カッコいいです。^^;

新規にもう1本ミニマグmodを作製しました。今回もBB700を使用します。

今回はKrollスイッチを使用することを前提にしているので、コネクタ&ベアエミッタボードがボディのGNDと接触するように普通にサンドイッチモジュールを組み立てました。ヒートシンクは前作と同じく銅板で作ってあります。ヒートシンクとエミッタボードは連結する必要はありません。

今回もリフ仕様なので、焦点位置までリフを削る必要があるのですが、ここでひらめきました。
「リフを削るのもLuxeonのベースを削るのも同じことではないか?」
そこで今回のmodではリフだけではなくLuxeonのベースも削ってみました。Luxeonの透明ドームは非常に取れやすいのでルーターで慎重に削ります。
この処理によってリフの奥までLuxeonをSETできるようになるため、焦点距離調整に少し幅を持たせる事が出来ます。焦点を可変するmodや焦点位置が微妙にずれている光学系においては有効な解決方法になるかもしれません。